サボテンの水やり頻度はどのくらい? ポイントと注意点をチェック!

サボテンは多肉植物で、植物の中でも比較的育てやすいタイプといわれています。毎日仕事や家事で忙しい方でも、サボテンなら気軽に楽しく育てることができるでしょう。しかし、正しい育て方と水やりのポイントを押さえておかなければ、枯らしてしまうおそれもあるのです。そこで、本記事では、サボテンを育てるために必要な水やりのポイントと注意点を説明します。

  1. サボテンの水やり方法とポイント
  2. サボテンの水やり方法~季節編
  3. サボテンの水やりでよくあるトラブル
  4. サボテンの水やりに関してよくある質問

この記事を読むことで、サボテンの水やり方法とポイント、頻度が分かります。気になっている方や、育てたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

1.サボテンの水やり方法とポイント

なぜ、サボテンは水やりが必要なのでしょうか。ここでは、サボテンの水やり方法に必要な内容を解説します。

1-1.サボテンの水やりは必要なのか?

サボテンは乾燥した地域で育つイメージを強く持っている方が多いと思います。そのため、サボテンに水やりは必要ないと勘違いしている方がほとんどでしょう。確かに、サボテンの原産地は南北アメリカ・ガラパゴス諸島などで、湿度が低い乾燥地帯に多く生息しています。しかし、植物なので水を与えないと枯れてしまうのです。「水やりをしなくても育てられる」という考え方は間違っているので注意してくださいね。

1-2.水やりの基本

水やりが必要といっても、逆に、やりすぎてしまうと枯れることがあります。サボテンの基本的な水やりは、「乾いたらあげること」です。基本的に、植物の水やりは「土が乾いたら与える」のがポイントなので、サボテンの水やりもそのポイントを押さえておきましょう。ただし、乾燥・育てる環境などによって水の与え方が変わります。たとえば、冬場は与えた水が凍結するおそれがあるため、寒い時期はまったく水やりをしないことも方法の1つなのです。

1-3.頻度、量、あげ方、タイミングは?

1日に何回水やりをするというよりも、土が乾いたら与えるように意識しておきましょう。目安の頻度としては、水をたくさん吸い上げる春と秋は2週間に1度、夏と冬は1か月に1度となります。ただし、梅雨の時期は土が乾燥しにくく湿っている状態が続くので、水のあげすぎに注意しなければなりません。
また、水やりの量は、土の表面が乾いたら鉢の底から流れ出るくらいの量がベストです。特に、春は株が成長する時期なので多めに与えるとよいでしょう。季節別の水やりに関しては、後ほど【2.サボテンの水やり方法~季節編】で説明するのでぜひチェックしてください。
そして、水を与えるときはじょうろでも構いませんが、ペットボトルを使用するのも方法の1つです。

1-4.屋外と室内の違い

サボテンは屋内でも気軽に育てられる植物です。1人暮らしの狭いスペースでも可能なので、何種類ものサボテンを育てる方もいるのではないでしょうか。しかし、育てる環境によって水やりの方法が異なるので注意が必要です。屋外は季節・天候の影響を受けやすく、季節によっては雨水が入りやすく、なかなか土が乾かなくなることがあるでしょう。そのため、屋内よりも温度・湿度のコントロールが難しくなります。屋外よりも屋内で育てたほうが、水やりのペースがつかみやすいでしょう。

1-5.種類による違いはあるのか?

サボテンといってもさまざまな種類があり、寒さに弱いタイプはあまり水を与えないほうがよいでしょう。特に、気温が下がる冬場に水を与えすぎると、すぐに枯れるおそれがあります。以下に、寒さに弱いサボテンの種類をいくつかピックアップしてみました。

  • メロカクタス
  • ディスコカクタス
  • ユーベルマニア

2.サボテンの水やり方法~季節編

サボテンの水やり方法とポイントを、季節別に説明します。

2-1.季節別の水やり方法

日本には四季があり、春・夏・秋・冬で気温と湿度が大きく異なります。基本的に、春は株が成長時期に突入するため、水をたっぷり与えることが大切です。夏も土が乾きやすくなるので、適度に水を与えるとよいでしょう。しかし、梅雨の時期は乾きにくくなるので水やりの頻度を抑えめにしておきます。秋と冬は土が乾燥しにくく、休眠期に入るので頻繁に与える必要はありません。下記に、季節ごとの水やり時間をピックアップしてみました。

  • 春・秋:午前中
  • 夏:夕方~夜
  • 冬:昼間

夏場の午前中と昼間は気温が上昇するため、その時間帯に水やりをすると高温で株が蒸れる原因となります。冬はほぼ断水状態となりますが、小さな苗は乾燥で枯れてしまうので注意が必要です。気温が5℃以上で乾燥している場合は、月に1回の水やりを心がけてください。また、寒い日よりも暖かい日に水やりをすることがポイントです。低温が続いているときに水やりをすると、根腐れの原因になるので注意してくださいね。

2-2.水やりのポイント

夏場は水道水をそのまま与えても構いませんが、冬場はできるだけ冷たい水を使わないようにすることがポイントです。冷たい水を与えると傷むおそれがあるので注意しましょう。冬場は冷たい水ではなく、15℃前後のぬるま湯を与えてください。
また、水やりにはじょうろのほかに霧吹きを使用するとよいでしょう。霧吹きを使うと、根だけでなく葉にも水を与えることができるため、乾燥防止につながります。特に、乾燥しやすい夏場は霧吹きが生育を促すポイントです。

2-3.注意点

一般的に、サボテンは春と秋に成長期を迎えます。夏と冬は休眠期に入りますが、夏と冬どちらが休眠期になるのかはサボテンによって異なるのです。サボテンの種類を把握して、成長期と休眠期の違いをハッキリ理解しておいたほうがよいでしょう。自分で分からない場合は、園芸店のスタッフなどに尋ねてみてください。

3.サボテンの水やりでよくあるトラブル

サボテンでよくある水やりトラブルを把握しておけば、失敗を未然に防ぐことができるでしょう。ここでは、水不足と水のやりすぎの場合、それぞれの特徴をまとめて紹介します。

3-1.水不足の場合

サボテンが水不足に陥ると、さまざまな症状が現れます。どんな症状が出るのか、チェックポイントと放置の危険性と合わせて見ていきましょう。

3-1-1.症状、見た目、色、手ざわりは?

大きな症状は見た目です。健康的なサボテンは葉と茎(くき)がキレイな緑色をしていますが、水不足に陥ると、色が薄くなります。色素が薄くなっているのは水分と栄養が十分に行き届いていない証拠です。以前よりも色素が薄く、元気がない状態になっているのなら、水やりをきちんと行っていたか振り返ってみましょう。また、葉や茎に触れてみると乾燥している状態が分かるはずです。水気のない感覚が伝わるので、異変を感じた場合はさわってみましょう。

3-1-2.チェックポイント

乾燥しているのか、水不足の状態か確かめたいときは、以下のポイントをチェックしてみましょう。

  • 以前よりも葉と茎の色が薄くなっている
  • 土が白っぽくなっている
  • 土の縁(ふち)が少し反り返って浮いてきている
  • さわると乾燥していることが分かる

見た目で分からない場合は、竹串などを土の中に刺して具合を確認してください。中の土が乾燥しているのなら、水不足になっているのですぐに水をたっぷり与えましょう。

3-1-3.放置するとどうなるのか?

水不足を放置すると、いずれはサボテンが枯れてしまいます。急に枯れることはありませんが、少しずつ葉と茎の緑色が薄くなり変色し、完全に枯れてしまうのです。サボテンが完全に枯れた場合は、二度と元に戻すことができません。ただし、薄く変色している時点で対処すれば、完全に枯れるのを防ぐことができます。早急の対処が必要なのです。

3-2.水のやりすぎの場合

水不足を防ぐために、水を与えすぎてしまう傾向があります。しかし、サボテンは水を与えすぎるのもNGなので注意が必要です。では、水をやりすぎた場合はどのような症状が現れるのでしょうか。

3-2-1.症状、見た目、色、手ざわりは?

水を与えすぎたときは、サボテンがぶよぶよとした状態となります。ぶよぶよしているかどうかは、直接手でさわってみるとわかりやすいでしょう。見た目からでも明らかにやわらかくなっていることが分かり、強めにさわると水分が出てくることもあります。葉の色も緑色から黄色っぽく変色するので、十分に注意しておかなければなりません。

3-2-2.チェックポイント

水の与えすぎかどうかは、以下のポイントに沿ってサボテンをチェックすると見極めることができます。

  • 葉が緑から黄に変色している
  • 葉のハリがなくなっている
  • 葉だけでなく茎がやわらかくなっている
  • 直接さわるとぶよぶよしていることが分かる
  • 強く葉を押してみると水分が出てくる

ポイントは、常に葉や茎・土の状態を確認することです。日ごろからサボテンの状態をチェックしておけば、異変にもすぐに気づくことができるでしょう。

3-2-3.水をやりすぎるとどうなるか

水を与えすぎると根腐れが起こしやすくなります。根腐れとは、根が腐り完全に機能を失うことです。悪臭をともなうこともあり、ほとんどのケースは水のやりすぎが根本的な原因となります。根腐れが起きている場合は、植え替えで回避できる可能性があるのです。その前に、まずは、水を与えるのを控えてくださいね。

4.サボテンの水やりに関してよくある質問

サボテンの水やりに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.日当たり・置き場所は水やりと関係しているのか?
A.水やりと日当たり・置き場所は深く関係しています。たとえば、サボテンは日光を好む植物です。できるだけ、日の当たる場所に置いておくと、土も適度に乾燥し、定期的な水やりができるでしょう。逆に、暗い場所に置いて水やりをすると、与えた水が乾かずに根腐れを起こす可能性があります。サボテン自体、光合成ができなくなるので注意してください。ただし、夏場の直射日光は日焼けの原因となるため、窓際に置く場合はレースのカーテン越しに日を当てることがポイントです。

Q.成長期と休眠期に当たる具体的な月が知りたい
A.5~9月が成長期、12~2月が休眠期となるサボテンがほとんどです。しかし、種類によっては休眠期が夏場になるものもあるので、種類ごとの成長期と休眠期をチェックしておきましょう。

Q.水やりの目安が分かるポイントは?
A.基本的に、鉢の中の土が完全に乾ききったときがサボテンに水を与える目安です。割りばしや竹串など細い棒状のものを土の中に刺しこむと、湿り気が分かるでしょう。また、その際に1度鉢を持ち上げてみてください。持ち上げたときの鉢の重さを覚えておくと、水やりの目安が分かりやすくなります。水を与える際は、水受けにたまった水を捨てることも大切です。

Q.水やりで悩んだときは、どこに相談したらいいの?
A.園芸店やホームセンターのスタッフに相談することもできますが、サボテンの知識が豊富な人に相談したほうが、適切なアドバイスをもらうことができます。たとえば、厳選された高品質なサボテンを販売している「コピアポア」では、電話またはホームページのフォームから相談が可能です。ぜひ1度、尋ねてみてはいかがでしょうか。

Q.サボテンの植え替えのやり方は?
A.根腐れを起こしている場合は、サボテンの植え替えを行いますが、正しい方法で実行しなければなりません。
まずは、サボテンへの水やりをストップし、7~10日かけて土を乾燥させます。土が完全に乾いた状態で、鉢の周囲を軽くたたきサボテンを抜き出しましょう。そして、古い土を手でもみほぐしながら取りのぞき、傷んで黒くなった根を切り落とします。根が乾燥したら植木鉢の鉢に鉢底ネットを被せ軽石を敷いてください。それから鉢の1/3ほど土を入れた後に、根を広げながらサボテンを鉢の中心に置きます。後は、サボテンの周囲に土を足し株を安定させ、根と土をなじませましょう。

まとめ

いかがでしたか? サボテンは日差しが強く乾燥した地域に生息する植物ですが、季節に合わせた水やりが必要です。ずっと水を与えないでいると、水不足に陥り最終的に枯れてしまいます。せっかく育てたサボテンを枯らさないためにも、水やりのポイントを押さえておかなければなりません。水不足と水のやりすぎに陥ったときの症状を踏まえつつ、定期的にサボテンの状態をチェックしておきましょう。


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