多肉植物を元気に育てる梅雨対策とは? ポイントや注意点を紹介!

多肉植物の栽培を楽しんでいる人にとって、梅雨時期の対策は重要なポイントになります。多肉植物は初心者でも比較的育てやすいといわれていますが、特に梅雨時期はさまざまなトラブルが起きやすいため、注意が必要です。置き場所や水やりの仕方などを間違えて腐らせてしまわないように、しっかりと対策をしておきましょう。この記事では、多肉植物を育てる上で知っておくべき梅雨時期の注意点をまとめてご紹介します。

  1. 多肉植物、梅雨時期の育て方
  2. 多肉植物、梅雨時期の注意点
  3. 多肉植物、よくある梅雨時期のトラブル
  4. 多肉植物の梅雨対策に関するよくある質問

この記事を読むことで、梅雨時期でも上手に多肉植物を育てる方法が分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.多肉植物、梅雨時期の育て方

まずは、多肉植物の特徴や育てる上での注意点についてまとめました。

1-1.茎や葉に水を貯(た)めることができる

多肉植物は茎や葉に水を貯(た)めることができるという特徴的な生態を持っています。多くの多肉植物は乾燥地に生息するため、自ら水を蓄えることができるように、このような性質を持つようになったというのが一説です。葉が厚く丸くなったものや茎が太く短いものなど、水分の蒸発をできるだけ少なくするような形状になっているのも、過酷な環境で生き抜くためだといわれています。

1-2.生長時期による種類ごとの生態

多肉植物は非常に種類が多いことで知られていますが、生長時期によって大きく「夏型種」「冬型種」「春秋型種」に分けることができます。それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • 夏型種:夏に生長が活発になる。強い日差しを好み、20~30℃の高い気温でよく育つ
  • 冬型種:冬に生長が活発になる。夏の暑さが苦手で、5~20℃の気温でよく育つ
  • 春秋型種:春と秋に生長が活発になる。10~25℃の気温でよく育つ

1-3.日陰で風とおしのよい場所に置くのがベスト

多肉植物は季節によってベストな置き場所が変わりますが、梅雨時期にはできるだけ日陰で風とおしのよい場所を選んであげましょう。軒下や木陰になる場所など、直射日光が当たらない場所に置いてください。風とおしをよくするために、サーキュレーターなどを使って風を送ってあげるのもおすすめです。

1-4.室内に置く場合はエアコンの風向きに注意

室内で育てる場合も、やはり直射日光が当たらず風とおしのよい場所を選びましょう。レースのカーテン越しの窓際などがおすすめです。ただし、エアコンの風が直接当たらないように注意してください。

1-5.水やりは「3~4日に1回」を目安に

梅雨時期は多肉植物の水分がある程度保たれているため、3~4日に1回で十分です。表面の土が湿る程度に、少なめに与えるようにしましょう。鉢の中にいつまでも水分が残っていると枯れる原因になるため、水やりの時間帯にも注意が必要です。できるだけ早朝や夕方の涼しい時間帯に水やりをしてください。日差しの強い日中にたっぷり水を与えると、鉢の中が蒸し風呂状態になってしまうため、気をつけましょう。

2.多肉植物、梅雨時期の注意点

多肉植物を育てる上で知っておくべき、梅雨時期の注意点をご紹介します。

2-1.屋外で雨ざらしはNG!

多肉植物を屋外に置いておき、雨ざらしにするのはよくありません。水分過多で腐ってしまう原因になるため、屋外に置いておく場合は雨対策が必要です。軒下や木陰に移動するか、ビニールシートなどをかぶせるなどして雨よけをしてください。毎日雨の日が続くようであれば、一時的に室内へ移動するのもおすすめです。

2-2.鉢を直接地面に置かない

梅雨時期は湿度も高くなるため、鉢の中に湿気がたまりやすくなります。そのため、鉢を直接地面に置かないようにしましょう。少しでも風とおしをよくするために、棚に乗せるか、花かごに入れるなどして対策をしてください。

2-3.冬型種の多肉植物は暑さや湿気に弱い

アエオニウムやクラッスラ・フォーカリアなど冬型種の多肉植物は、暑さや湿気に弱いのが特徴です。梅雨時期は温度や湿度が上がりやすいため、雨が当たらないように室内に移動し、涼しく風とおしのよい場所で育てるように心がけましょう。

3.多肉植物、よくある梅雨時期のトラブル

梅雨時期になると多肉植物によくあるトラブルとその対処法についてご紹介します。

3-1.根腐れを起こすことが多い

梅雨時期にありがちな多肉植物のトラブルに、根腐れがあります。根腐れは水の与えすぎによって起こるため、梅雨時期に長期間雨にさらされることも原因になるのです。根腐れを起こすと葉がしなびたり黒く変色したりするため、できるだけ早く症状に気づき、適切な対処をすることをおすすめします。

3-2.下葉を取って雨対策を!

育てる環境を見直すだけでなく、多肉植物をお手入れすることで雨の被害を軽減することも大切です。おすすめの対策として、傷んだ下葉を取ってしまうという方法があります。多肉植物は下葉部分が傷みやすいため、そのまま放置しておくと雨に濡(ぬ)れてそこから傷みが広がってしまうのです。そのため、こまめに下葉を取り除くことで、多肉植物が株元から腐るのを防ぐようにしましょう。

4.多肉植物の梅雨対策に関するよくある質問

「多肉植物の梅雨対策について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.多肉植物を育てる場合、鉢はどのようなものを選ぶべきですか?
A.水はけをよくするために、底に穴が空いている鉢を選びましょう。鉢の中に湿気がこもりにくいため、おすすめです。

Q.根腐れを起こしてしまった多肉植物は、元に戻ることはありませんか?
A.一部分だけ根腐れを起こしている場合は、回復が見込める場合もあるでしょう。多肉植物を土から掘り起こし、根腐れを起こしている部分をカットしてください。1週間ほど断面をしっかり乾燥させてから新聞紙で包み、直射日光が当たらない場所に置いておきましょう。発根したら新しい土に植え替えてください。

Q.多肉植物に肥料は必要ですか?
A.基本的には肥料がなくても育ちますが、大きく育てたい場合や元気がないと感じるときなどは、肥料を与えてみましょう。

Q.室内で多肉植物を育てる場合、置いてはいけないのはどのような場所ですか?
A.窓のないトイレなどに置くと湿気がこもりやすいため、やめておきましょう。また、直射日光が当たる窓辺にも置かないようにしてください。

Q.サボテンも多肉植物ですか?
A.生物学的にはサボテンも多肉植物の一種になります。しかし、園芸の世界では多肉植物とサボテンを区別して扱っているのが現状です。

まとめ

いかがでしたか? 多肉植物の梅雨対策について詳しくご紹介しました。多肉植物を育てる上で、梅雨時期の対策は必要不可欠なものです。どうすれば梅雨時期にもトラブルを起こすことなく元気に育てることができるのか、ポイントや注意点を把握しておきましょう。ぜひこの記事を参考にして、多肉植物の栽培を楽しんでください。


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