多肉植物の置き場所は? ~季節によって違うベストポジション~

多肉植物ミニサボテンと並んで人気の高い「多肉植物」をご存知ですか?
ガーデナーだけでなく、部屋にグリーンを置きたい女性にも大人気!
育て方も簡単で手間がかからないため、はじめてのガーデニングにもピッタリです。
かわいい形のものも多く、部屋のインテリアとしても活躍します。
そんな多肉植物の特徴や最適な置き場所についてご紹介しましょう。

多肉植物の特徴

水やりの手間が少ない

砂漠を中心に生息している多肉植物は、水をほとんど与えなくても大丈夫。
ふっくらとした体の中に水分を貯め、その水分で育っていきます。
ただし、全く水をあげなかったらやっぱり枯れてしまいます!
痩せ切ってしまうと元通りに戻らないこともありますから、適切な時期にお水をあげるのが大切です。

お日様が大好き!

多肉植物は日光が好きで、日当たりのよい場所に置いてあげるのが大切です。
日当たりが悪いとふっくらとした肉が痩せてしまいます。
季節によって日差しが違いますから、葉っぱが日に焼けたり痩せすぎたりしないよう、こまめに置き場所を変えてあげましょう。

多肉植物はこまめに置き場所を変えて!

多肉植物は日光が好きな植物です。
季節によって気温や日当たりが違ってきますから、それぞれの季節に合った場所に置いてあげましょう。

3月~5月

徐々に気温が上がってくるこの時期にはお水をたっぷり目に与えてあげて、しっかり成長させてあげましょう。
土の表面が乾いたら水をあげる、というのがちょうどよい目安です。

外に置いている場合は、夜間の冷え込みが激しい時には室内に取り込んで。
日中は外に出して日光に当ててあげましょう。

冬の寒さから守るために室内で育てていた場合は、いきなり外に出すと日に焼ける可能性があります。
室内の日当たりのよいところで慣らしてから外に出すなど、環境になれさせてあげましょう。

6月~8月

湿度が高くなるこの時期は、月数回だけ葉っぱに水をかける程度の水やりでOK。
タップリ水をあげる必要はありません。

日差しがどんどん強くなりますから、直射日光は避けて。
日陰の涼しい場所、風通しの良い場所に置きましょう。

雨にあてっぱなしにするのはNG!
砂漠の植物ですから少し乾いた状況の方が元気になります。

部屋に置いておく場合は風通しの良い場所に置き、エアコンの風が直接当たらない場所に置いておきましょう。

9月~11月

春先と同じく、多肉植物の成長期です。
日光のあたる場所に置いてあげて少し多めのお水をあげて成長させましょう。

まだ暑い時もあるので、外に出しっぱなしにして日に焼けないように気を付けて。
猛暑日になりそうな日は涼しい半日陰に避難させるか、部屋の中に置いておきましょう。

気温の変化が激しい時期でもありますから、こまめなケアが必要です。

12月~2月

最も寒いこの時期は、月に数回の水やりでOKです。
屋外に出す時は日当たりのよいところを選び、室内に置く場合は日の当たる窓辺に置きましょう。

窓辺に置きっぱなしにしておくと夜は寒さにやられてしまいます。
夜は窓からはなし、少し暖かい場所に置いておきます。

多肉植物の置き場所まとめ

  • 多肉植物の育成は日当たりと水やりの量がポイント
  • 水やりと置き場所は季節によって細かく変えて
  • 寒すぎる場所、多湿な場所は常にNG
  • 基本的には日光に当てるとよく育つが、夏の直射日光だけはさけて

育成がとても簡単な多肉植物ですが、季節によって水の量や置き場所をこまめに変えてあげるとより元気に育ちます。
美しい多肉植物をもっと元気にさせるために、こまめな水やりの変化と置き場所の工夫を心がけてあげてくださいね。