サボテンは女性を中心に人気の植物です。
小さな鉢を並べておいておけばインテリアにもなりますし、植物を置いておけば癒し効果もあります。
しかし、育成には正しい知識が必要です。
「水はやらなくてもダイジョウブ」
「日光を当てておけばいいんでしょ?」
こんな風に考えているとサボテンは育ちません。
せっかくの美しいサボテンですから、長く楽しみたいですよね。
なんだかサボテンの元気がない・・・と不安になっている方は、この記事を参考にしてサボテンを元気にしてあげてください。
室内に置いていて元気がなくなった場合
サボテンを購入した人の中で最も多いトラブルが「室内に置いたら元気がなくなった」という事例です。
窓際に置いて日光に当てていても、しおれることはよくあります。
その原因は室内の寒さと日光不足。
夏場でもエアコンのあたる場所に置いておけばサボテンはしおれてしまいます。
もともと暑い場所に生息しているサボテンですから、外に出して日光に当ててあげましょう。
真夏の直射日光にいきなり当てると日焼けすることがありますから、しおれた場合はカーテン越しの日光で慣らして。
徐々にサボテンに最適な環境にしてあげてください。
買ってきたままにしておいたら成長が止まった
サボテンを初めて購入した人に多いのがこのトラブル。
買ってきたままの状態にしていたらすぐにしおれた、成長しないという場合があります。
原因は土や鉢がサボテンに適していない場合が多いです。
よくあるのが土を固めて飾り砂を表面にふってあるタイプですね。
見栄えはいいですが、サボテンの育成には向いていません。
長く楽しみたい場合は必ず植え替えをしましょう。
植え替える場合は底に穴があいていてサボテンより一回りだけ大きい鉢を選びましょう。
また、サボテンの成長に合わせて春先に必ず植え替えをするのがおすすめです。
サボテンが黒ずんできたのはなぜ?
サボテンはしおれるだけでなく、一部が腐ってしまう場合があります。
元気がないなと思っていたら黒ずんできた・・・という場合は黒ずんだ箇所が腐っています。
原因はさまざまですが、水のやりすぎが原因となることが多いですね。
黒ずんでしまった場合はその部分を切り取り日に当ててやりましょう。
土が完全に乾いたら水をやる、というサイクルを守って水をやりしてください。
底に穴の開いていない鉢で水やりしていると、水をあげる回数が少なくても腐ってしまうことがありますのでご注意を!
サボテンは水をやらなくてもよいというイメージがありますが、水やりをしなくていいのではなく「水切れをよくしてあげる」のが基本です。
サボテンの元気がない時の対処法
- 室内でしおれたら日光をしっかり当てて(真夏は徐々に慣らしてあげて窓際へ)
- 買ってきたままにしておかず、サボテンに適した鉢と土に変えてあげる
- サボテンが黒ずんだらそこが腐っている証拠なので、切り取って日光に当てる
いかがでしたでしょうか?
サボテンはほっといてもいいというイメージが強いですが、やはり植物ですから水も日光も適度に必要です。
サボテンの種類によっても最適な環境は微妙に違ってきますから、購入するときによく確認しておくとよいでしょう。