サボテンは手間かけずに育てることが出来るため多くの人に人気があります。あなたも部屋にサボテンを置いていますか?
可愛らしく個性的なサボテンは部屋のインテリアに最高ですよね。
しかし、手間いらずで育てることが出来るサボテンもある程度世話をしてあげないと病気になってしまいます。サボテンの病気は「見つかった時には手遅れ」という場合もあるようなので注意する必要があるでしょう。
あなたのサボテンを元気に育てるために、サボテンに起きる病気とその対策方法について知っておきたいと思いませんか?
そこで本日は、サボテンに起きる病気の種類とその対策方法を幾つかご紹介致します。あなたのサボテンを元気に育てるために是非お役立てください。
サボテンが病気になる原因は2種類!
サボテンは丈夫に見えますが、サボテンに発生する病気は意外にたくさんあります。サボテンの病気は大きく分けて2種類あります。それは菌によって起きる病気と害虫によって起きる病気です。では具体的にご紹介しますね。
菌が原因で起きるサボテンの病気
- 赤くされ病:根元もしくは根が赤くなって柔らかくなる
- 黒くされ病:根元もしくは根が黒くなって柔らかくなる
- 黒班病:サボテンに黒い斑点が付き、灰色のカビが生えてくる
- すす病:サボテンのトゲにすすのようなカビが生える
サボテンを病気にする虫
- カイガラムシ:小さな貝殻のような虫がサボテンにたくさん付く
- ワタムシ:葉の付け根や成長点に白い線のような虫が付く
- ダニ:サボテンにつやがなくなる。赤くなる
- 線虫:根に黒褐色のコブのような物ができる
- ナメクジ:若い苗や花を食べる
これら以外にもネジラミ・アブラムシ・アリによる被害も報告されています。
サボテンの病気に対する対策方法
サボテンは丈夫なイメージがあるので、サボテンの病気の原因が意外に多いことに驚く人もいるようですね。では、これらサボテンの病気に対する対策方法として何ができるのでしょうか?
菌が原因で起きる病気の場合
菌が原因で起きる病気の対策方法はサボテンを育てる環境を整えることです。サボテンは湿度に弱いため、湿気の多いところに置かれると菌に感染しやすくなります。湿度の多い梅雨時にはなるべく風通しが良く乾燥した場所に置いてあげましょう。
とはいえ、直射日光を当てすぎると色が変わってしまう場合があるので注意が必要です。
サボテンの色が変わってしまった部分を切除するのも効果的な対策方法ですよ。
これを「胴切り」といいます。
-
色の変わった部分を切除する
-
切除部分を30分くらい日に当てる
-
切除部分を日陰で数ヶ月間乾燥させる
-
切除部分がしっかり乾燥したら、新聞紙で包み発芽まで待つ
-
発芽したらきれいな土に植え替える
という手順で行なうことができますよ。
害虫による病気の場合
カイガラムシやダニは空気が乾燥していると発生しやすくなります。比較的空気が乾燥している秋や冬はサボテンが乾燥しすぎないように注意して適度に水をやりましょう。
サボテンに害虫が付いてしまった場合は専用の殺虫剤を使って駆除してください。どのような薬が効果的なのか、サボテンや園芸の専門店で聞いておくといいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
この記事ではサボテンの病気の種類とその対策方法をご紹介致しました。
サボテンの病気は大きく分けて2種類あります。
それは、
- 菌に感染して起きる病気
- 害虫が原因で起きる病気
です。
その対策方法は、
菌による病気の場合
- 湿度の高い場所を避けて菌の感染を防ぐ
- 菌に感染して腐った部分を切除する
害虫による病気の場合
- 適切な殺虫剤をまく
という方法で行なうことができます。あなたのサボテンを元気に育てるため是非お役立てくださいね。