あまり知られていませんが、サボテンはとても美しい花を咲かせます。
でも「家で何年もサボテンを育てているけれど、花なんて咲いたことはない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はサボテンに花を咲かせる方法をご紹介しましょう。美しいサボテンの花が見たい、という方はぜひ読んでみてくださいね。
サボテンはこの2つの条件が揃えば花を咲かせる
サボテンの花を咲かせるのは実はとても簡単なのです。注意すべきことはたったの2つ
- たっぷりの日光と適度な水分を与える
- 水やりを控えサボテンを休ませる休眠期を作る
これを守るだけでサボテンは美しい花を咲かせてくれるのです。
花が咲かない理由はこれだった
しかし、「うちのサボテンはこの2つの条件を守っているのに花が咲かない」と思っている方もいると思います。
では今度は花が咲かない理由の代表的なものを上げていきましょう。
1. 花が咲かない種類である
サボテンの中には花をつけない種類もあります。いちどインターネットや図鑑でお手持ちのサボテンの種類を確認してみましょう。
2. 花が咲く年齢に達していない
サボテンは成長がゆっくりなものもあります。まだ十分に育ち切っていないサボテンはいくら条件を整えても花は咲きません。
3. 花が咲く大きさに達していない
サボテンが小さすぎても花は咲きません。
最近は手の平にのるような小さいサボテンもありますから、花を咲かせたいという場合はまず株を大きくしましょう。
4. 水と日光が足りない
室内でサボテンを育てている方は日光不足に注意しましょう。
また、サボテンは水が必要ないからと霧吹きで吹きかける程度の水しか与えていないようでしたら水不足の可能性があります。
水は鉢の土が完全に乾いたら受け皿にたまるくらいにしっかりあげ、直射日光が当たらない日当たりの良い場所に置いてあげましょう。
5. 水をやりすぎる
逆に水をやりすぎても花が咲きません。上記したように鉢の中の土が完全に乾くまで水は上げなくても大丈夫です。
6. 毎日部屋の温度が一定
サボテンは寒暖の差で成長期か休眠期を判断します。
したがって一年中部屋の温度が一定な場所で育てていたり、夜も電灯が煌々とついていたりすると、休眠期に入ることができません。
休眠期を作りたいときはできるだけ自然に近い環境に置いてあげましょう。
7. 成長を妨げる要因がある
何年も鉢を変えていない、カラフルな砂で表面が固まった鉢で育てている、こんな環境ではサボテンは花を付けることができません。
花を咲かせたい場合はカラフルな砂を落とし、1年~2年の割合で土ごと植え替えましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回はサボテンの花を咲かせる方法についてご紹介しました。
花を咲かせるまでの道のりは大変なこともありますがぜひ美しい花を咲かせてみてください。