サボテン、というと棘や丈夫さばかりが注目されますが、美しい花を咲かせます。今回はそんなサボテンの花言葉についてご紹介しましょう。これを知ればサボテンにますます愛着がわくかもしれません。現在サボテンを育てている方はぜひご一読ください。これからサボテンを育てたい、という方にもおすすめですよ。
1.サボテンの花言葉は?
サボテンの花言葉はひとつではありません。主なものをあげると
- 内気な乙女
- 秘めたる情熱
- 枯れない愛
- 燃える心
などです。武骨な外見に似合わずロマンチックなものが多いですね。
2.サボテンの花言葉の由来は?
花言葉の発祥は古代ヨーロッパまでさかのぼります。この時代花は神の化身と考えられていて、花を神様に例えそれにちなんだ言葉がつけられたのです。現在のように花言葉が愛の告白に使われだしたのは1600年代のトルコです。トルコはプロポーズの時に男性から女性へ花を送る習慣がありましたが、その花にロマンチックな意味を添えることでよりプロポーズを盛り上げようとしたのです。そして現在、花言葉はその国の伝統や文化さらに宗教によって異なるものが付けられています。
同じ花でも国が違えば花言葉は別のものになるのですね。日本の場合は花言葉という文化が根付いたのは第二次世界大戦後です。日本は花に宗教的な意味合いを持たせることがほとんどありませんので、もっぱら美しく、女性をイメージさせるような言葉が付けられています。
サボテンの場合は過酷な環境でも育つ逞しさと、とげだらけの武骨な姿と可憐な花のギャップがこのような花言葉の由来だと考えられています。
3.サボテンの花はいつ咲くの?
サボテンの花が咲く時期は種類によって違います。1年を通して何かしらの花が咲いていますが、サボテンの成長期である春や秋に花を付ける種類が多いでしょう。サボテンは十分に株が成熟しきり、夏や冬にしっかりと休眠をさせてあげると花を付けます。サボテンの花は大変美しく、画像を見ているだけでため息が出るほどです。
園芸店に売っているような小さなサボテンでもちゃんと育ててあげれば花を咲かせます。長い年月がかかるかもしれませんが、それもまたサボテンを育てる楽しみといえるでしょう。また、最近は花をつけたサボテンを売っているお店もあります。大好きな人との特別な記念日に、花をつけたサボテンを花言葉と一緒に贈ってみてはいかがでしょうか。
おわりに
今回はサボテンの花言葉についてご紹介いたしました。サボテンをプレゼントするときに一緒に花言葉も贈ればロマンチックですね。