多肉植物についてしまった虫を駆除する方法をご紹介!

サボテンやアロエ・ベンケイソウなど乾燥地帯に生える植物を「多肉植物」と呼んでいます。
多肉植物の特徴は葉・茎・根において水を含んでいることです。
水が植物の中に蓄えられているため、水分が少ない地域でも成長することができます。
多肉植物を育てるにあたり、ぶつかる問題が「虫」です。
虫は葉を食べ、せっかく育てていた多肉植物を弱らせてしまいます。
虫を駆除するための方法について一緒に学んでいきましょう。

1番手軽な方法はお酢の霧吹き

特別な薬を使用せずとも自宅にあるもので簡単に駆除できる方法があります。
それは調味料でもある「お酢」を使用することです。
お酢を水で10倍薄めたものを用意してください。
薄めたお酢を霧吹きにいれ、多肉植物全体に軽く吹きかけていきます。
すでに被害にあってしまった部分を改善することはできませんが、虫がつかないように予防することができます。
しかし、害虫薬のような即効性は期待できません。
地道に吹きかけていくことにより、虫がつかないような多肉植物に強くすることができるのです。
毎日吹きかけても構いませんが、3日に1回が理想的な回数となっています。
たったこれだけで虫を駆除することができると本当に簡単ですし、楽に駆除できるでしょう。
お酢は虫がつかないようにすることもできるのでオススメの方法です。

常に虫がついていないかどうかチェックする

虫の駆除で大事なポイントは毎日多肉植物に虫がついていないかどうかチェックすることです。
葉の表面だけでなく、裏側にも白い虫がついていることがあります。ピンセットやセロハンテープで虫を駆除してください。
爪楊枝でも簡単に取り除くことができます。
常についていないかどうかチェックすることで葉や茎の痛みを予防することもできますし、虫が寄らなくなってくるでしょう。
もし、虫が植物の根まではりついてしまったのであればそのまま引き抜いて根を洗うこともできます。
根を引き抜くと逆に痛んでしまうのではないか、傷ついてしまうのではないかと思ってしまいますが、引き抜いてやさしく洗ってあげた方が効率的に虫を駆除することができるのです。
やさしい手つきで行えば痛めることもありません。
洗った後は丁寧に新しい鉢に植え替えてあげましょう。

害虫専用の薬を使用する

どうしても…という場合の最終手段としては害虫専用の薬を使用する駆除の仕方があります。
ただし、強烈な薬を使ってしまうと多肉植物そのものが痛んでしまう恐れもあるので、使う場合はきちんと説明書を読んだうえで正しい方法で利用してください。
薬を使わないようにするためにも虫がつかないような工夫をすることが大事です。
例えば、ほかの植物と一緒に置かない、腐葉土を使用しない、湿気がないように常に乾かしておくなどさまざまな方法があるのでぜひ実践してください。
これが虫をつかないようにするコツになります。
たったこれだけ気をつけておくだけで虫を駆除することなく、健康的な多肉植物が育てられるでしょう。

まとめ

多肉植物でもさまざまな虫がつくことがあります。
簡単にできる駆除のやり方としてはお酢を利用した方法があり、毎日虫がついていないかどうかチェックすることも大事な行動です。
虫の駆除に手間をかけることのないようにつかないように気をつけておかなければなりません。
駆除の方法だけではなく、つかないようにする工夫もしっかり把握しておきましょう。