可愛らしい形・面白い形が特徴の多肉植物。部屋のインテリアとしても人気がありますよね。
あなたも部屋に多肉植物を置いていませんか?
多肉植物を育てていると、「複数の多肉植物を一つの鉢にまとめてみたい」「もう一株増やしたい」と思う方もいるでしょう。
そんな時に役立つのが多肉植物の挿し木なのです。
正しく挿し木をすれば多肉植物はどんどん増えていきますし、挿し木によって植物の形を替えることもできます。
多肉植物の挿し木は多肉植物の楽しみ方でもあるのです。
あなたも多肉植物の挿し木に挑戦してみたいと思っていませんか?
もしそうなら、挿し木を成功させる方法を知りたいと思いますよね。
そこで本日は、多肉植物の挿し木を成功させる4つのコツをご紹介致します。
これらのコツを知っておけば、これから先も楽しく多肉植物を育てていくことが出来るでしょう。
是非参考にしてみてくださいね。
コツその1:挿し木は成長期に行なう
多肉植物には成長期と休眠期があります。
その時期は多肉植物によって異なるので購入する時に確認しておきましょう。
挿し木は成長期に行なうのがベストです。多肉植物が弱りにくいですし、根が出るスピードも速いですよ。
多肉植物は水気に弱いので、梅雨時や湿気の多い日に挿し木を始めるのは避けたほうが良いかもしれません。
良い天気が何日か続く時を見計らって挿し木を始めましょう。
コツその2:挿し木したい部分よりも数センチ下からカットする
あなたの多肉植物。どのあたりから挿し木にするか決めましたか?
多肉植物には茎に葉が一定の間隔で付いている物と長い茎の先に大きな葉の塊がある物がありますよね。
多肉植物の挿し木を作るときには、挿し木にしたい部分よりも数センチ下からカットしましょう。つまり、茎を少し残すわけです。
このようにしておくと、無理なく挿し木をすることができますよ。
茎に葉が付いている場合は余分な葉を取り除いて茎をむき出しにしておきましょう。
コツその3:親株は明るいところに置いてあげる
葉を切り取られた親株は、なんだか寂しくなってしまいますよね。
でも心配しないで大丈夫です。
親株を明るいところに置いて日光に当ててやると、やがて茎から新しい芽が出てきます。しっかり世話をしてあげればまた元のようにキレイな多肉植物になりますよ。
日光に当てるのは大切ですが、直射日光に当てると日焼けを起こす事があるので注意してくださいね。
コツその4:挿し木にする株は日陰で乾燥させる
次は挿し木にする方の株です。
「切り取った直後に挿し木しても大丈夫」という話を聞くことがありますが、「切り取った直後に挿し木をしたために腐ってしまった」という事例もあります。念のため日陰でよく乾燥させて根が出るのを待ちましょう。
日陰で乾燥させる場合は茎が真っ直ぐになるように調整してあげてください。垂直に立たせておくのがベストです。寝かせておくと茎が曲がり、挿し木がしにくくなってしまいます。
日陰で乾燥させている間は水やりをストップしましょう。
コツその5:植え替え後一週間は水を与えない
カットした多肉植物は数日経つと根が出始めます。根が出始めたらいよいよ挿し木の時期ですよ。
気に入った鉢に土をいれ、挿し木をして完了です。
ここで注意を一言。いきなり水をやらないでください。
多肉植物は乾燥した場所を好みます。いきなり水をやると弱ってしまう可能性がありますよ。
1週間くらい経って元気そうなら少しずつ水やりを始めましょう。
いかがでしたか?
この記事では多肉植物の挿し木を成功させるために役立つコツを5つご紹介致しました。
- コツその1:挿し木は成長期に行なう
- コツその2:挿し木したい部分よりも数センチ下からカットする
- コツその3:親株は明るいところに置いてあげる
- コツその4:挿し木にする株は日陰で乾燥させる
- コツその5:植え替え後一週間は水を与えない
これが多肉植物の挿し木を成功させるコツです。
あなたの大切にしている多肉植物を上手に挿し木して増やしてみてください。
挿し木は多肉植物を楽しむ方法の一つなのです。