葉は健康のバロメーター!? 観葉植物の葉の手入れの方法とは?

家の中で観葉植物を育てていると葉の汚れが気になったり、葉が茂りすぎたりしてしまうことがあります。
そんなときはどうすればよいのでしょうか。そこで今回は観葉植物の葉のお手入れ方法をご紹介しましょう。
観葉植物を育てている方はぜひ読んでみてください。

葉が汚れてきた時はどうしたらいいの?

室内で観葉植物を育てていると葉がほこりなどで汚れてしまうことがあります。
特に観葉植物の近くでタバコを吸う人がいると葉の表面にやにがつき、植物が呼吸しにくくなってしまうかもしれません。
観葉植物の葉が汚れてきたなと思ったら、定期的に葉っぱも掃除してあげましょう。
丈が低い小さな葉の観葉植物なら、水をやるついでに葉の上から水をかけて洗ってあげてください。
その後は風通しの良いところに置いて葉っぱの水分を完全に乾かしてから室内に戻します。
葉が大きかったり、背がたかかったりする観葉植物の場合は軍手をはめて葉を優しくなでてあげましょう。
軍手の表面にほこりや汚れがからみついてくれます。布を使って拭くよりも、簡単ですし隅々まで丁寧に拭けますよ。

葉が茂りすぎた場合はどうしたらいいの?

観葉植物も生き物ですから、お世話をしてあげていれば新芽がぐんぐんと伸びていきます。
しかし伸び放題にさせておくと形が崩れてきますし、日が当たらない部分の葉が弱ってきます。
新芽が伸びすぎている、という場合は思い切って根元からカットしましょう。
食部の成長期は春~夏にかけてですので、葉の剪定もこの時期に行います。
秋も深まってしまうと植物は成長を止めてしまいますから、うかつに葉を剪定すると木自体が弱ってしまうでしょう。
寒くなって葉の茂りすぎが気になりだした場合は、弱った葉のみを根元からとり、春を待ちます。
枝や葉の剪定のコツは先っぽをちまちまと刈り取るのではなく、不要と思ったところは根元からばっさりと選定することです。
観葉植物は葉や枝を剪定しながら形を整えていくものですから、切りすぎを心配することはありませんよ。

葉の色が変わったり、変形したりしたらどうしたらいいの?

植物の成長には日光が不可欠ですが、それが強すぎた場合は葉焼けを起こして色が変わってしまいます。
良く日が当たる部分の葉が脱色したように色が変わってしまった場合は葉焼けの可能性が高いので、置き場所を変えたり日光を遮る工夫をしましょう。
葉に穴が開いた。黒い斑点が出てきた、などの異常が現れた場合は病気や虫がついた可能性があります。
虫が肉眼で確認できる場合は手で駆除をしてあげましょう。病気の場合は薬を使う必要があります。
葉の状態をインターネットで検索すると該当する病気の候補がすぐに見つかるでしょう。
それに効く薬を使えば症状は改善します。病気の見当が付かない場合は、症状が出た葉を園芸店に持ち込み、店員さんに尋ねてみても良いでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は観葉植物の葉のお手入れ方法をご紹介しました。
植物の葉は健康のバロメーターです。水をやる際によく観察して異常があったらすぐに対処してあげましょう。
それが植物を長持ちさせるコツですよ。