「観葉植物を育てたいけれど冬になったら枯れそうで心配」という方もいるでしょう。
確かに植物を越冬させるには知識と経験が必要です。でも、寒さに強い植物ならば、それほど神経を使わなくても大丈夫。
そこで今回は寒さに強い植物、冬に成長する植物をご紹介します。観葉植物を育ててみたい、という方はぜひ読んでみてくださいね。
冬に花を咲かせる植物とは?
植物の開花時期、というのは春~秋というイメージがありますが、冬に花を咲かせる植物もたくさんあるのです。一例を挙げてみましょう。
- パンジー・ビオラ(スミレ科の耐寒性1年草。冬の花壇の主役。)
- シクラメン(冬の花の代名詞。鉢植えの他最近は直植えできるものもありる。)
- クンシラン(2月あたりに鮮やかな花を咲かせる。ディスプレイとして置かれていることも多い。)
冬は花がなくて庭が寂しい、という時はぜひこれらの植物を植えたり、鉢植えを室内に飾ってみましょう。
寒さに強い観葉植物とは?
南国が原産のものも多い観葉植物は寒さに弱い、というイメージがありますが、耐寒性があるものも多いのです。
その一部を挙げてみましょう。
- ベンジャミン
- オリヅルラン
- アイビー
- シュロチク
- カポック
- オーガスタ
このようなものなら、暖房のない室内でも十分越冬が可能です。
このほかにも寒さに強い観葉植物はいろいろありますので、園芸店などで尋ねてみても良いでしょう。
また、最近は植物に耐寒性やお世話の仕方などを書いたタグが付けられていることも多いので、それを参考にするのもおすすめです。
しかし、いくら寒さに強いといっても、0度を下回るような場所や、霜が降りる場所に置いておくと枯れてしまうので注意をしましょう。
越冬のポイントは水
観葉植物の多くが冬は春~秋よりも水を必要としません。
他の季節と同じペースで水をやると根腐れの原因になってしまうでしょう。
冬の水やりは、鉢の土が完全に乾いてから行うくらいで十分です。
鉢植えは毎日水をやらなければというイメージがある方も多いですが、それほど頻繁にやらなくても大丈夫ですよ。
また、太陽が出ている間は十分に日を当ててあげましょう。春になって成長するエネルギーを蓄えることができます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は寒さに強い植物や花を咲かせる植物についてご紹介しました。
よほどの寒冷地の屋外で育てるのでない限り、ここに挙げた植物たちはそれほど苦労をしなくても越冬ができます。
水やりの頻度と霜に注意しておけば大丈夫です。