結婚祝いやプレゼントに贈ることが多い「観葉植物」。
部屋の中に緑があるとどことなく気持ちがリラックスできると思いませんか?
この記事では、空気洗浄や癒し効果・加湿効果・消臭効果など、観葉植物を置くことで得られる効果について説明していきたいと思います。
また、オススメの観葉植物も紹介していくので、ぜひチェックしてくださいね。
1.観葉植物を部屋に置くとどのような効果があるの?
実は、観葉植物にはさまざまな効果が期待されています。
主に挙げられる効果としては、空気洗浄効果・癒し効果・加湿効果・消臭効果の4つです。
それぞれ詳しくみていけば、あなたも観葉植物を部屋に置きたい!と思うこと間違いありません。
1-1.部屋がキレイになる!空気洗浄効果
部屋の中にある空気は常に清潔にしておきたいものですよね。
観葉植物の空気洗浄効果は、なんと宇宙開発局であるNASAでも実証されています!
キシレン・アセトンといった体に悪い物質を吸収し、部屋や職場をキレイにしてくれるのです。
人間は疲れが溜まると自然あふれるところに行きたい…と感じますよね。
それは、植物が空気をキレイにし、マイナスイオンを発生させているから。
マイナスイオンは人間の血液を下げ、精神を安定させてくれます。
1-2.現代人に必要!癒し効果
マイナスイオンが多く発生する場所であればあるほど人はリラックスできるもの。
マイナスイオンは植物が出してくれるのですが、心身ともに癒されると観葉植物も評判になっているのです。
なかなか自然を感じることのできないオフィスビルや職場では観葉植物がその役割を果たしてくれるでしょう。
少しでも観葉植物があればマイナスイオンを発してくれるので嬉しいです。
今のところ、すべての観葉植物がマイナスイオンを発生させることができると言われています。
ストレスでいろいろな病気にかかりやすい現代人だからこそ、癒し効果のある観葉植物は必要不可欠な存在になるのではないのでしょうか。
1-3.乾燥しやすい人は必見!加湿効果
天然の加湿効果がある観葉植物。
この効果は観葉植物の「蒸散作用」と呼ばれる働きによるものです。蒸散作用とは、観葉植物の葉っぱから水分が拡散され、部屋の中を適度な温度・湿度に保ってくれるもの。
よく、オフィスの中に加湿器が作動しているのをみかけますが、加湿器から放たれる蒸気よりも観葉植物の方が非常に健康的です。
なぜなら、観葉植物の蒸気は“天然”だから。
殺菌がまったく入っていないとても清潔な蒸気となっています。
よって、より良い環境をつくってくれるのです。乾燥で悩んでいる人はぜひ観葉植物を部屋に置いてみてはいかがでしょうか。
1-4.観葉植物には消臭効果もある!?
友人や恋人を家に連れてくるとき、気になるのが部屋の臭い。
くさいと感じたらそれだけで幻滅されてしまうでしょう。生活環境も悪くなってしまいます。
しかし、観葉植物を置けば大丈夫!観葉植物は臭いを吸収してくれる力があるのです。
太陽または蛍光灯の光が観葉植物に当てれば、葉っぱに有害物質の吸収作用がある酸化力が発生します。この酸化力が一役買ってくれるでしょう。
「臭いがどうしても気になる」という人は消臭対策として観葉植物を置くと良いですよ。
2.オススメの観葉植物を紹介!
2-1.観葉植物の正しい選び方
観葉植物でもたくさんの種類があり、どれを選べば良いのか悩んでしまいがち…。
そこで、観葉植物の正しい選び方について説明していきたいと思います。
正しい選び方で重要なポイントは、「目的」「効果」「大きさ」の3つです。
自分がどのような目的で観葉植物を置きたいのかによって、種類も変わってくるでしょう。
また、観葉植物にもさまざまな効果があるのでどのような効果を1番期待したいのか、考えてみてください。
そして、観葉植物をどこに置くのかも重要ポイント。
一軒家であれば比較的大きいサイズを置けますが、一人暮らしだと場所をとってしまうため不向きです。小さめのサイズが良いでしょう。
このように、あなたがどの点に1番注目しているのかによって、最適な観葉植物も変わってきますし、ぴったりの種類を選ぶことができるはずです。
2-2.オススメの観葉植物~大きさ編~
小さいサイズとしてオススメしたい観葉植物が「サボテン」。
インテリアの観葉植物としてはぴったりです。花を咲かせるサボテンもあり、部屋の中が一気に明るくなるでしょう。
サボテンを置いている人は玄関の靴箱の上や調理をする台所のスペース、本棚のディスプレイなど置き場所にも工夫しているようですね。
また、つるが延びるタイプの「シュガーバイン」「ヘデラ・へリックス」もオススメ。
とても可愛い葉っぱの形をしており、モノトーンな部屋のアクセントになること間違いありません。
世話が大変に思うかもしれませんが、日本の気候にあっているので意外と楽ですよ。
逆に大きいサイズの観葉植物を置きたいのであれば、「ウンベラータ」や「ワーネッキ・レモンライム」はいかがでしょうか。
存在感たっぷりでソファーや部屋の角に置くと華やかになります。
2-3.オススメの観葉植物~効果編~
得たい効果によって観葉植物の選び方も変わってきます。
例えば、空気洗浄効果・加湿効果を期待したいのであれば、サンスベリア・アレカヤシ・マッサングアナ・オーガスタといった観葉植物がオススメ。
癒し効果は、ゴムの木・ゴールデンポトス・アンスリューム、消臭効果はホマロメナバリシー・カンノンチク・ポットマムがオススメです。
あなたがどのような効果を求めるのかによって適切な観葉植物も違うのでそれぞれの効果を知っておいてください。
3.観葉植物を部屋に置く際の注意点
観葉植物を部屋に置くまえに、注意点についてしっかり把握しておきましょう。
観葉植物における注意点は以下のとおりになります。
- 水をやりすぎないこと
- 季節によって水やりをする
- 購入後1ヶ月は要注意
- 定期的に日光を浴びさせる
最近、インテリアとしてしか観葉植物を見ていない人が増えてきているように感じます。
観葉植物はインテリアとしてぴったりな植物だとしても必要最低限のお世話は欠かせません。定期的に水やりをしなければいけませんし、観葉植物の中には日光が大切な種類もあります。
観葉植物=日陰でも元気に育つイメージもあるでしょう。
実は、日光を浴びさせなかったせいで観葉植物の元気がなくなってしまい、枯らしてしまったというケースが増えています。そうならないようにするためにも定期的に日のあたるところに移動させてあげてください。
また、季節によって水やりの仕方を変えるのも大切です。
夏に水をあげる量が多くなると思いますが、春・秋・冬も水は必要。とくに、冬場はたくさんの水を与えてあげてください。
そして、購入後1ヶ月は常に観葉植物のチェックも必要不可欠。
植物の性質を知るためには大事なことです。
まとめ
観葉植物の効果や性質、選び方、注意点について知ることができたのなら幸いです。
より知識や情報をもっておくとお世話も楽しくなり、長く観葉植物と付き合っていくことができるでしょう。
- 空気洗浄・癒し効果・加湿効果・消臭効果がある
- 「目的」「効果」「大きさ」によって観葉植物を選ぼう
- 正しい世話の仕方で育てること
- 水はやりすぎず、季節にあった量を与える
- 日光が必要な種類もある
とくに以上の5点には注意してください。
正しい方法で観葉植物を育てることができれば、部屋の中もキレイになり、効果を発揮してくれるでしょう。
ぜひ観葉植物の効果を実感してみてくださいね。