サボテンの栽培に適した土とは? 作り方をご紹介します。

お世話が簡単なグリーンの代表格、サボテン。
インテリアとして飾れるように鉢や植え方がおしゃれなものが多く、人気も高いです。
しかし、サボテンを枯らしてしまったという方は案外多いのではないでしょうか?
それは土が原因かもしれません。
そこで、今回はサボテンに合った土の作り方についてご紹介します。
サボテンにとって土は大切。
土がうまくできると、サボテンがグングン育つかもしれません。
サボテンを上手に育てたいという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

目次

  1. サボテンは育てるのが難しい?
  2. サボテンはなぜ、枯れるのか?
  3. サボテンにお勧めの土とは?
  4. サボテンを植え替える方法とは?
  5. おわりに

1.サボテンは育てるのが難しい?

サボテンというと、放っておいても枯れない頑丈な植物というイメージがあります。
実際、サボテンは砂漠などの荒れ地に生えていますので、環境の変化には強いでしょう。
ですから、故郷から何百キロも離れた日本でも育つのです。
しかし、サボテンを枯らしてしまったという方は少なくないでしょう。
「サボテンを枯らすなんて、よっぽと園芸の才能がないのだ」と嘆いている方もいるかもしれません。
しかし、サボテンは丈夫ですが決して育てやすい植物ではないのです。
特に、水やりに関しては園芸の中・上級者向けの難しさでしょう。
ですから、初心者が水のやり方を失敗してサボテンを枯らすのは、決して珍しいことではないのです。

2.サボテンはなぜ、枯れるのか?

サボテンが枯れる理由は、大きく分けてふたつあります。
ひとつは、水はけの悪さ。そしてもうひとつは通気性の悪さです。
サボテンは雨量の少ない乾いた土地に自生しています。
ですから、体内にたっぷり水をたくわえる仕組みになっているのです。
サボテンにとげがあるのは、水がたっぷりとつまった柔らかい身体を動物に食べられないようにするため。
ですから、土に水気がありすぎたり常に湿っていたりすると根が腐ってしまうのです。
また、「サボテンに水はほとんど必要ない」という思いこみから、時々キリフキで水をかけるだけの人もいます。
しかし、これでは必要な場所に水が届きません。
間違った水のやり方もサボテンを枯らしてしまうでしょう。
さらに、雑貨店などで売られているサボテンの中には、カラフルで硬い砂の中に植えられているものもあります。
これは、砂をのりで固めたもので、見た目をよくするためと持ち運びを簡単にするために使われているのです。
しかし、この砂はサボテンにとって決してよくありません。
実際、カラフルで硬い砂に植えられたサボテンの寿命は短いものが多いです。
ですから、サボテンを長く育てたい場合は、植え替えをしてあげましょう。

3.サボテンにお勧めの土とは?

では、サボテンにお勧めの土とはどのようなものでしょうか?
この項では、お勧めの土の種類や作り方をご紹介していきます。

3-1.サボテンはどんな土が好き?

サボテンにお勧めの土は、排水性が高く適度に栄養があり、通気性が優れていることです。
通気性が優れた土とは、適度に隙間があって根まで空気が届きやすい土のこと。
ですから、細かくて湿った土よりも、粒が大きくて乾いた土がお勧めです。
通常の園芸用の土は、腐葉土などが配合されていて、水をあげなくてもしっとりと湿っています。
これは、通常の植物を植えるにはよいのですが、サボテンは排水性が低すぎてお勧めできません。

3-2.初心者は、サボテン用の土を使ってみよう

サボテンの栽培に慣れた人は、自分で排水性があって栄養価の高い土をブレンドします。
サボテンには色々な種類があるため、品種に合った土づくりがよいサボテンを育てる秘訣(ひけつ)なのです。
しかし、サボテン栽培の初心者にいきなり土のブレンドは難しいでしょう。
そこで、あらかじめブレンドされている「サボテン栽培用の土」を利用してみてください。
園芸店や通信販売で手に入ります。
これなら、大抵のサボテンに適しているのです。
のりで固めた砂に植えられたサボテンは、この土に植え替えてあげると育てやすいでしょう。

3-2.鉢の形にも気を付ける

サボテンは植木鉢だけでなく、色々な容器に植えられて販売されています。
しかし、植木鉢以外の器は、底に穴が開いていないことが多く水はけが悪くなりがちです。
ですから、初心者の最初の一鉢は、植木鉢に植えましょう。
空き缶など底に穴をあけられるものでしたら、植木鉢以外のものでもかまいません。
「どうしてもインテリアに合わせたい」という場合は、鉢カバーを利用してみてください。
サボテン栽培に慣れ、底に穴がなくても根腐れしない量の水をあげられるようになったら、改めてシャレた器に植え替えてあげましょう。

4.サボテンを植え替える方法とは?

では最後に、サボテンを植え替える方法をご紹介します。
サボテンには成長期がありますので、いつでも植え替えができるわけではありません。
植え替えをしたい方は、ぜひ参考にしてください。

4-1.サボテンを植え替える時期とは?

サボテンは春と秋に成長期を迎え、夏と冬に休眠期を迎えます。
ですから、サボテンを植え替えるのは春か秋がお勧め。夏と冬に植え替えをするとうまく根付かない場合があるのです。
また、のりでがちがちに固められて掘り出せないという場合は、サボテンの鉢をそのまま水の中にいれましょう。
30分ほど水に漬けておくとのりがゆるんで掘り出しやすくなります。
サボテンを土から掘り出す際は、根をいためないように慎重に行いましょう。

4-2.サボテンを植え替えるには

サボテンを植え替える前に植木鉢の穴の上に金属製の網を置き、軽石を入れます。
こうすることとでより水はけがよくなるのです。
土をいれる際は、中央を軽く盛り上げるようにしてください。
そして、サボテンを植える際は根が四方に広がるように植えます。
中央を高くしておくことにより、根が広がりやすくなるでしょう。
根はしっかりと土の中に植えて、露出しないようにします。
これでサボテンの植え替えは完了しました。

4-3.サボテンの水やりについて

通常、植物の植え替えをする場合は植えた後にたっぷり水をあげます。
しかし、サボテンはすぐに水をあげてはいけません。根が土になじむまで待ちましょう。
サボテンは保水力が高い植物なので、10日間ほどなら水をあげなくても大丈夫です。
サボテンが元気そうならば植え替えて5日後、ちょっと元気がなさそうならば10日後に水をあげてください。
普段の水やりは、鉢の土が完全に乾いてからあげます。
ですから、割りばしなど木製のものを土にさして、湿り気がないようならばあげてください。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は、サボテンに適した土についてご紹介しました。
まとめると

  • サボテンは通気性と排水性の高い土がよい。
  • カラフルで硬い砂はサボテンにとって不向き。
  • 初心者はサボテン用の土を使ってみよう。
  • サボテンの植え替えは春か秋に行おう。

ということです。
サボテンは大変生命力が強い植物なので、水のやり方さえ間違えなければ長生きします。
また、サボテンはある程度大きくなると美しい花を咲かせるのです。
手のひらに載るほどのサボテンでも、数年かければ花が咲く可能性は高いでしょう。
ですから、それをひとつの目標にサボテン栽培をがんばってみてください。
なお、サボテンも大きくなりますから、定期的に大きな鉢に植え替える必要があります。う
まく育てれば10年ほどで2倍~3倍になるでしょう。


他では買えない一点もののサボテンを販売