生ゴミ堆肥の作り方は?誰でも簡単にできるって本当?

家庭菜園を行っていると、「生ゴミで堆肥を作れないか?」と思う方もいるでしょう。実際に家庭から出る生ゴミで、堆肥を作ることは可能です。しかし、生ゴミであれば何でも肥料になるというわけではありません。

そこで今回は、生ゴミ堆肥の作り方をご紹介します。生ゴミ堆肥というとコンポストなどの専用の道具が必要と思っている方も多いですが、少量ならばプランターと土があればできるのです。

また、堆肥を作る際の注意点もご紹介します。生ゴミ堆肥に興味を持っている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

  1. 生ゴミ堆肥とは?
  2. 生ゴミならばどんなもので堆肥になるの?
  3. 生ゴミ堆肥はどうやって作るの?
  4. 生ゴミ堆肥を作る際の注意点

1.生ゴミ堆肥とは?

生ゴミ堆肥とは、生ゴミを原料とした堆肥のことです。生ゴミの主成分は有機物なので、地中に埋めておけば、やがて分解して土に還ります。そして、分解した有機物は土の栄養になるのです。家庭菜園をやっている方ならば、肥料や堆肥を買っていることが多いでしょう。生ゴミで堆肥を作れれば、ゴミも減りますし家庭菜園にかかる費用も節約できるのです。

生ゴミから堆肥ができるんですね。
はい。家庭菜園をしている人にはおすすめです。

2.生ゴミならばどんなもので堆肥になるの?

しかし、どんな生ゴミでも堆肥になるというわけではありません。生ゴミは種類によって土に還るまでの時間が違います。また、魚や鳥の骨のようになかなか土に還りにくいものや、ナッツのからのように土に還らないものもあるのです。さらに、不用意に生ゴミを置いておくと、悪臭が発生したり虫がわいたりすることもあるでしょう。ですから、初心者は、土に還りやすい生ゴミを使って少しずつ堆肥を作っていくとよいですね。

生ゴミならなんでもいいというわけではないんですね。
はい。まずは野菜の皮など堆肥になりやすいものから用いていきましょう。

3.生ゴミ堆肥はどうやって作るの?

では、生ゴミ堆肥はどのように作ればよいのでしょうか? この項では、初心者が作りやすい生ゴミ堆肥の材料や作り方をご紹介します。

3-1.生ゴミ堆肥の材料は?

初心者が作りやすい生ゴミ堆肥の材料は、野菜や果物の皮や芯などの、植物性のものです。これならば分解も早いですし悪臭も発生しにくいでしょう。ただし、枝豆のからやトウモロコシの芯などはなかなか分解しませんので、堆肥には不向きです。さらに、調理済みの残飯も堆肥にはできません。

調理済みの残飯には塩分や油が含まれています。どちらも土をいためてしまうので、生ゴミ堆肥を作るときは混ぜないように注意してください。肉や魚由来の生ゴミは、虫が発生しやすかったり悪臭の原因になったりするでしょう。

3-2.生ゴミ堆肥の作り方は?

生ゴミ堆肥は、単に生ゴミを畑に埋め込めばよいというわけではありません。土と混ぜ合わせて発酵させ、完熟させなければならないのです。ですから、穴を掘ったりコンポストを置いたりしてその中に生ゴミと土を一緒に入れます。もみ殻やEMぼかしと一緒に入れると発酵が早く進みますが、なければ土だけでもかまいません。

生ゴミを捨てるたびに、上から土や完全に乾いた枯れ草や葉っぱなどを入れていきます。そうすれば、生ゴミは少しずつ分解されていくでしょう。時々土をかきまわしながら半月ほど寝かしておいてください。そうすれば、生ゴミ堆肥ができあがります。生ゴミの体積は堆肥化が進むたびに小さくなるのです。ですから、それほど大きな穴を掘らなくても大丈夫でしょう。

3-3.プランターやバケツでも行える

ごく少量の生ゴミで堆肥を作りたいという場合や、マンションのベランダでガーデニングをしているという場合は、プランターやバケツでも生ゴミ堆肥を作れます。作り方は庭に穴を掘ったりコンポストを使ったりする方法と同じです。ただし、バケツやプランターでは処理できる生ゴミに限りがあります。ですから、大量に生ゴミが出るおたくは、生ゴミ処理機を導入してもよいでしょう。

プランターやバケツでも作ることができるんですね。
はい。まずは少量から試してみましょう。

4.生ゴミ堆肥を作る際の注意点

この項では、生ゴミ堆肥を作る際の注意点をご紹介していきます。これから生ゴミ堆肥を作ってみたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

4-1.生ゴミは水気をよくきって土に入れる

生ゴミは分解される前に発酵します。この発酵には、適度な水分が不可欠です。しかし、あまりに水分が多すぎると腐敗の原因になりますし、悪臭も発生しやすくなります。特に、プランターやバケツなど水はけに限りがあるところは、水気をよくきってください。

4-2.乾燥させすぎない

しかし、あまりに乾燥しすぎても発酵は進みません。コンポストにふたがついているのは、直射日光を防ぐためです。庭に穴を掘っている場合は、夏になったらシートなどで覆いをかけてあげるとよいでしょう。

直射日光が当たりすぎると発酵する前に生ゴミが腐ってしまうこともあります。ですから、プランターやバケツなどはできるだけ日陰に置きましょう。

4-3.カビに気をつける

生ゴミ堆肥を作っている際、気をつけたいのがカビと腐敗です。どちらも発生すると堆肥作りはうまくいきません。カビや腐敗が発生する原因はやはり水分。水が滴るほどの生ゴミを入れれば、より腐りやすくなるでしょう。

また、生ゴミを分類するときに肉や魚などの動物性の生ゴミが混じってしまうとより腐りやすくなります。腐った生ゴミからは、独特の悪臭がもれるのです。こうなったら残念ですが一刻も早く処分しましょう。

4-4.虫が発生したらどうする?

生ゴミはハエに代表される昆虫の格好のエサです。ですから、生ゴミにしっかりと土をかぶせておかないと、ハエが発生するでしょう。ハエが卵を産み付けてしまうと、生ゴミにうじが発生します。一度うじが発生してしまうと、根絶するのはなかなか難しいでしょう。

バケツやプランターなどの狭い場所で生ゴミ堆肥を作っている場合は、あっという間にハエの発生源になってしまう可能性もあります。虫の発生を防ぐためには、一度に大量の生ゴミを土の中に投入しないことです。少しでも生ゴミが土から出ていると、ハエが寄ってきます。コンポストのように深さがありふたができる容器の場合は、少しぐらいハエが発生しても問題ありません。しかし、マンションのベランダなどでハエが発生すれば近所迷惑になります。

ですから、残念ですが虫が発生してしまった生ゴミ堆肥は処分しましょう。そのままにしておくと、わいたうじが成虫になり、さらにたくさんのハエが発生するという悪循環になってしまいます。

水をよく切った生ゴミを入れ、乾燥させすぎないことが大切なんですね。
はい。それに加えて、土をしっかりとかぶせて虫がわかないようにしてください。

おわりに

今回は生ゴミ堆肥の作り方についてご紹介しました。生ゴミを肥料にすることは、昔から行われてきたことです。しかし、前述したようにどんな生ゴミでも土の中に投げ込んでおけば肥料になる、というわけではありません。生ゴミが大きすぎれば分解や発効までに時間がかかるでしょう。たとえば、野菜や果物がいたんだからといって、丸のまま土の中に埋めてもいつまでたっても腐らないです。

また、卵のからも分解が遅いでしょう。中には半年たってもそのままの姿をたもっているものもあるのです。砕いて混ぜこんでしまえばよいのですが、気になる方は使用しない方がいでしょう。

さらに、バナナなど糖分の高い果物のゴミはハエのほかにありや鳥を呼び寄せてしまいます。特に、カラスは一度エサがあると分かると何ででもやってくるでしょう。鳥がいついてしまうと、フンの害も深刻です。土をほじくり返して生ゴミを持ち去るようでしたら、土を大目にかけてしっかりと固めてください。


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