サボテンが枯れる原因と対処法は? 再生可能な場合もある!

サボテンが枯れる原因を知っていますか? ガーデニング初心者にも人気が高いサボテンですが「枯らしてしまった」という話を耳にすることもあるでしょう。栽培が簡単なサボテンを枯らしてしまうとは、よほど植物栽培に向いていない人なのでは? と思ったこともあるはずです。しかし、実はサボテンが枯れることは珍しいことではありません。また、枯れてしまっても再生可能な場合があるのです。

この記事では、サボテンが枯れる原因や枯らさない育て方などをまとめてご紹介しましょう。

  1. サボテンが枯れるとどうなる?
  2. サボテンが枯れる原因
  3. サボテンが枯れたときの対応策
  4. サボテンを枯らさない育て方とは?
  5. サボテンの育て方に関するよくある質問

この記事を読むことで、サボテンの正しい育て方が分かるはずです。枯らしてしまうことがないよう、元気に育ててあげてください。

1.サボテンが枯れるとどうなる?

一般的なイメージと違い、サボテンは枯れやすい植物です。ほかの植物同様、正しい水やりやお手入れが必要になります。成長スピードが遅い分、水分の過不足などの問題に気付きにくいという点が特徴です。いつの間にか水不足で枯れることがないよう、十分気を付けてください。

サボテンは、枯れると茶色く変色することが多いため、一目で分かる場合がほとんどです。そのほかにも、しおれてきたり部分的に黒ずんできたりした場合は、枯れるサインであると考えてください。

サボテンは枯れやすいんですね。
はい。しかも決して珍しくはありません。

2.サボテンが枯れる原因

サボテンが枯れる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

2-1.考えられる原因

枯れる原因として考えられるものには、次のようなものがあります。

2-1-1.水分不足

原因として最も考えられるのが、水分不足でしょう。サボテンは水を与えなくても育つと思っている人もいます。しかし、そうではないのです。そのことに気付かず水やりをしないまま放置し、枯らしてしまうことはよくあります。

2-1-2.日光

サボテンは、1日3~4時間は日光に当てる必要があります。ただし、夏場の強すぎる日光は危険です。直射日光に長時間当てることで日焼けを起こし、枯れてしまうことがあります。「日光に当てれば元気に育つ」という思い込みは捨てましょう。

2-1-3.間違った土選び

サボテンの栽培に適しているのは、水はけのよい土です。化粧土や化粧砂に植えられているサボテンが販売されていますが、こういったものは短期間の栽培であれば問題ありません。しかし、長期的な栽培には向いていないのです。

2-1-4.根腐れ

サボテンは季節によって必要な水分の量が変わります。水やりの量を間違えると、吸い上げきれない水分が根の周りに残り、根が呼吸できなくなってしまうのです。その結果、根腐れを起こしてしまいます。季節ごとに適切な水やりの量を把握し、しっかりと実践するようにしてください。

2-2.復活できるか、できないか

枯れてしまったサボテンは、復活できる場合もあるのです。たとえば、根腐れを起こしている部分を切り落とすなど、復活のための方法を試してみてください。もちろん、状態によっては復活が不可能な場合もあります。

サボテンの枯れる原因は意外と多いんですね。
はい。造花やインテリア感覚で飾っておくと枯れやすくなります。

3.サボテンが枯れたときの対応策

枯れてしまったときどうすべきなのかをまとめてみました。

3-1.原因の見極め方

枯れた原因を見極めるためには、サボテンの様子をよく観察することが大切です。たとえば、細長くしおれてきたら水不足が原因、ぶよぶよとしてきたら根腐れが原因というように、考えられる原因が分かってくるでしょう。その原因を排除することで完全に枯れてしまうのを防ぐことができる場合もあります。

3-2.復活の方法

全体的に枯れてしまった場合、復活は難しいでしょう。しかし、一部分だけ枯れている場合は、復活できる可能性があります。まず、サボテンを土から掘り起こしてみてください。変色している部分を切り落として乾燥させます。その後は、風とおしのよい日陰に置いて1週間ほど待ちましょう。断面を下にして新聞紙に包み、直射日光が当たらない場所に置いておくと発根します。発根したら水はけのよい土に植え替えて完了です。処置時はトゲに十分注意しましょう。

3-3.注意点

サボテンを植え替えた後は、すぐに水やりをすると弱ってしまいます。1週間ほど経過して順調に育っているのを確認できたら、晴れた日に水やりを再開しましょう。

一部が枯れただけならば復活は可能なんですね。
はい。ですから早めに対処しましょう。

4.サボテンを枯らさない育て方は?

サボテンを枯らさないためのポイントをご紹介しましょう。

4-1.枯れやすい種類は?

実は、小さなサボテンほど枯れやすいのです。気温の変化や水不足の影響が及びやすく、枯れる確率が高くなってしまいます。「小さい方が手入れしやすく見た目にもかわいらしい」と思って選ぶ人も多いでしょう。しかし、大きめのサボテンに比べて注意が必要ということを覚えておいてください。

4-2.基本的な育て方と注意点

サボテンの育て方をまとめてみました。

4-2-1.水やり

サボテンは基本的に、土の中まで乾いたらたっぷりと水を与えます。春と秋は成長期に当たるため、2週間に1回は水やりをしましょう。休眠期である夏と冬は、月に1回で問題ありません。夏は涼しい時間帯、冬は暖かい時間帯に水やりをしてください。

4-2-2.日光

基本的には、窓際などに置いてください。ただし、前述したとおり強い直射日光は日焼けの原因になります。夏場はレースのカーテン越しの窓際に置いてあげるとよいでしょう。

4-2-3.気温

一部の種類を除き、サボテンは寒さに強い植物と言えます。0度くらいまでは耐えることができるものもあるため、冬場も特別心配はないでしょう。ただし、基本的には暖かい環境を好みますので、日中はできるだけ日光に当ててあげてください。メロカクタス属やユーベルマニア属など寒さに弱いサボテンにかんしては、5度以上を保つように注意が必要です。

4-3.最適な環境は?

サボテンは日光が当たり風とおしのよい場所を好みます。南側の窓際に置いてあげるのがベストでしょう。風とおしが悪いと病害虫が発生しやすくなります。また、長期間暗い場所に置いておくと細長く育ってしまいがちです。インテリアとして日の当たらない場所に置く場合は、定期的に日の当たる場所に移してあげるようにしてください。

4-4.枯らさないコツ

サボテンを枯らさないためのコツをご紹介します。

4-4-1.夏と冬で置き場所を変える

季節によって置き場所を変えてあげることも大切です。夏は直射日光を避け、半日陰の涼しい場所に置いてください。冬はできるだけ窓から離れた場所に置き、気温が0度以下にならないよう注意しましょう。水やりにかんしても、冬は凍ってしまう可能性があるため、土が乾いたことを確認してから行ってください。

4-4-2.土

サボテンの栽培に適した土の条件は、水はけと通気性のよさです。サボテン用の培養土が市販されているため、初心者はそういったものを使用するとよいでしょう。一般的な園芸用の土は、サボテン栽培に適していません。

4-4-3.肥料

サボテンは基本的に肥料がなくても育ちます。しかし、肥料を加えると大きく育つため、取り入れるのもおすすめです。ただし、サボテンの根はとてもデリケートなため、与え方を間違えると逆効果になります。適した種類や与える時期などをしっかりと把握した上で与えるようにしてください。

4-5.注意点

サボテンは植え替えに失敗すると枯れてしまいがちです。植え替えの時期やコツをしっかりと把握しておきましょう。時期としては、成長期に当たる春か秋が最適です。夏や冬に行うと弱って腐りやすくなってしまうため注意してください。

ほかの植物と同じように、肥料・水・日当たりに気を配ってあげることが大切なんですね。
はい。特に成長期は水と肥料で大きくしてあげましょう。

5.サボテンの育て方に関するよくある質問

「サボテンを上手に育てたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめてみました。

Q.サボテンは暑さに強い植物ですか?
A.比較的暑さに強く、最高40度までは問題なく育ちます。ただし、熱帯夜は苦手であるため、夜間の温度管理には注意してください。

Q.枯れたサボテンの再生ができません。どうすればよいですか?
A.再生できない場合は、捨てるしかありません。菌が残っている可能性があるため、土も一緒に捨ててください。

Q.サボテンを屋外で育てる場合の注意点は何ですか?
A.雨に当たりすぎないよう、雨よけを忘れないようにしてください。梅雨期はできるだけ室内で育てることをおすすめします。

Q.植え替えのタイミングを教えてください。
A.鉢が小さくなり、サボテンとのバランスが悪くなってきたとき、鉢の底から根が飛び出してきたときは、植え替えが必要です。

Q.家庭で育ててもサボテンの花は咲きますか?
A.サボテンによって花が咲きやすい品種とそうでないものがあります。花が咲きやすい品種かどうか確認してから選びましょう。

まとめ

サボテンが枯れる原因や、枯れないためのポイントなどをまとめてご紹介しました。「サボテンは何もしなくても育つ」と思っている人は多いでしょう。しかし、実は意外とデリケートな植物なのです。枯れずに育てるためには正しく手入れをする必要があるため、しっかりと把握してください。


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