多肉植物の栽培に肥料は必要? 与え方や選び方から注意点まで!

多肉植物を育てるにあたって、肥料のことで迷う人は多いでしょう。ここ数年はガーデニングがブームを迎えており、比較的育てやすいと言われている多肉植物は特に人気です。砂漠地帯に生息しているイメージが強いことから、水やりや肥料は必要ないと思っている人も多いでしょう。しかし、多肉植物を上手に育てるためにはコツがあり、美しい姿を維持するためにはきちんとしたお手入れが必要になります。

この記事では、サボテンをはじめとする多肉植物の肥料についてご紹介しましょう。

  1. 多肉植物とは?
  2. 多肉植物に肥料は必要なのか?
  3. 多肉植物の肥料について
  4. 多肉植物の肥料を手に入れるには?
  5. 多肉植物の肥料に関するよくある質問

この記事を読むことで、多肉植物の肥料について分かるはずです。ぜひ参考にして、栽培に成功してください。

1.多肉植物とは?

まずは、多肉植物について解説します。

1-1.どんな植物なのか?

多肉植物とは、茎や葉に水をためることができる植物のことを言います。砂漠などの乾燥地に自生することが多いため、水を蓄えることができるようにこのような構造になったと考えられているのです。「多肉植物」と聞くとサボテンをイメージする人が多いと思いますが、園芸の世界では多肉植物とサボテンを区別して扱っています。

1-2.種類

多肉植物には分類上多くの科の植物が含まれており、種類が非常に多いのが特徴です。原種だけでも15000種を超えると言われており、種類ごとに適する管理方法も異なります。見た目も、かわいらしいフォルムのものから、サボテンのようにトゲのあるもの、美しい花を咲かせるものなどさまざまです。

1-3.特徴

多肉植物に共通して言えることは「形がユニーク」ということです。観賞用として楽しむ人やコレクションする人も多いことから、愛される植物であることが分かるでしょう。また、水分が少ない厳しい環境下でも生き抜くことができるように、独自の進化を遂げた植物でもあります。そのため、ほかの植物と比べて「栽培する際の管理が楽」という点も大きな特徴でしょう。

1-4.ほかの植物との違い

では、具体的にほかの植物とどう違うのでしょうか。多肉植物は乾燥に強いため、一般的な観葉植物よりも水やりの回数が少ないという特徴があります。「茎や葉に水をためることができる」という構造を考えると分かることでしょう。また、生命力が強い分、病害菌の影響を受ける心配もあまりないのです。

多肉植物は、茎や葉に水をためられるんですね。
はい。そのため乾燥に強く、水やりの手間が少なくて済むと人気です。

2.多肉植物に肥料は必要なのか?

多肉植物の栽培に肥料は必要なのでしょうか。

2-1.肥料とは?

肥料とは、植物の生成をサポートするための栄養剤です。窒素やリン酸・カリ・カルシウム・マグネシウムなどが含まれており、必要に応じて植物に与えます。特に、窒素・リン酸・カリは3大要素と呼ばれ、通常の肥料には必ずこの3つが含まれているのが特徴です。

2-2.必要性について

多肉植物は従来、砂漠など土の栄養分が少ない土地に生息しています。栄養分が少なくても生き延びることができる構造をしているため、基本的には肥料を与えなくても育つのです。しかし、時と場合によって肥料が必要になることもありますので、詳しく知っておきましょう。

2-3.野菜やハーブとの違い

野菜やハーブなどを栽培する場合、肥料は必要不可欠です。水と日光だけでは生育に必要な栄養素を摂取することができません。ここが、多肉植物との大きな違いでしょう。見た目も美しく、味もおいしく、栄養もたっぷりな野菜を育てるためには肥料が必要です。

2-4.どんなときに与えるのか?

大きく育てたい場合や見た目を美しくしたい場合などは、肥料を与えるのがおすすめです。また、栽培途中で「元気がない」と感じるときなども、肥料を与えてみてください。必要な栄養を吸収して元気を取り戻す可能性があります。

2-5.注意点

多肉植物は大量に肥料を与えると根腐れを起こしてしまいます。適切な量やタイミングをしっかりと把握し、正しく与えましょう。基本的に、休眠期に肥料は必要ありません。種類によって休眠期は異なりますが、一般的には夏と冬が休眠期のものが多いでしょう。事前に調べておくようにしてください。

多肉植物に肥料は必ずしも必要ではないんですね。
はい。大きくしたい場合は少量だけ使いましょう。

3.多肉植物の肥料について

多肉植物の肥料についてご紹介します。

3-1.どんな種類の肥料がよいのか? 理由は?

速効性ではなく緩効性の肥料を選ぶことをおすすめします。多肉植物はもともと肥料がなくても育つ植物であり、根がデリケートで肥料負けしやすいのが特徴です。そのため、効き目の強い肥料は向いていません。根への影響が少なく、効き目も緩やかな肥料がおすすめです。

3-2.種類について

肥料にはさまざまな種類があります。動物の有機物を原料とした「有機肥料」、ペレット状になった「固形肥料」、液状の「液肥」というようにいろいろあるため、うまく使い分けることが大切です。たとえば、植え替えのタイミングで有機肥料や固形肥料を少量与え、春と秋の成長期には月に2~3回液肥を与えるなどしてください。

3-3.注意点

多肉植物がしなびてきた場合は、肥料の与え過ぎによって「肥料負け」を起こしている可能性があります。この場合はすぐに植え替えが必要です。根の状態を確認して黒く腐っているようであれば、その部分を切り落として切り口を乾かしてから植え替えをしてください。

ゆっくりと効果が出る肥料がおすすめなんですね。
はい。即効性のあるものは根腐れを起こしやすいので避けましょう。

4.多肉植物の肥料を手に入れるには?

では、多肉植物の肥料を手に入れる方法や注意点をご紹介します。

4-1.どこで手に入るのか?

多肉植物の肥料は、園芸店やホームセンターなどでも購入できます。「もっといろいろな種類の肥料を見てみたい」という場合は、インターネットで多肉植物専門店を探してみるとよいでしょう。豊富な種類のサボテンを販売している「コピアポア」では、育て方や疑問に対するサポートも行っています。肥料選びに迷ったときは、ぜひこちらからお問い合わせください。

4-2.購入する場合の注意点

購入する前に、肥料の種類や必要な量を事前に調べておきましょう。多肉植物は多くの肥料を必要としません。大量に購入してしまうと保管に困ることになるため、慎重に選びましょう。

肥料は園芸店で手に入るといいんですね。
はい。専門の園芸店ならば、店員さんからアドバイスももらえるでしょう。

5.多肉植物の肥料に関するよくある質問

「多肉植物の肥料について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.育てている多肉植物の元気がありません。どうしたらよいですか?
A.水分の過不足や日光不足、風通しの悪さなどが原因で弱っている可能性があります。環境を整え、1000倍ほどに薄めた液肥を与えてみてください。

Q.多肉植物を植え替える際には肥料を与えた方がよいですか?
A.適量の肥料を与えることで植え替えに成功しやすくなります。植え替えの際、土に粉末状の肥料を混ぜ込む方法もおすすめです。

Q.水耕栽培で多肉植物を育てる際も、肥料は必要ですか?
A.肥料がなくても十分育ちます。しかし、より大きく元気に育てたいのであれば、少量の液肥を入れてあげるとよいでしょう。

Q.多肉植物に肥料を与え過ぎるとどうなりますか?
A.肥料焼けを起こして植物が枯れたりしおれたりします。量や濃度に十分気をつけましょう。

Q.肥料焼けを起こした多肉植物は諦めるしかありませんか?
A.多肉植物は非常に生命力が強く、枯れたと思っても回復することがよくあります。肥料の与え方を見直し、様子を見てみましょう。

まとめ

多肉植物の肥料について、必要性や与え方などを詳しくご紹介しました。多肉植物は独自に進化した植物であり、一般的な観葉植物や野菜などとは少し違います。初心者にとって育てやすい植物ではありますが、正しい育て方を知っておく必要があるということを覚えておきましょう。特に肥料については、知識がない人も多いと思います。ぜひこの記事を参考にして、多肉植物を元気に育ててください。


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