多肉植物がしわしわになる原因は? 上手に育てるためのコツを解説!

「多肉植物がしわしわになってしまったが、どうすればいいのだろう」とお悩みではありませんか?

一体、何が原因なのか・どんな対策をすればいいのか、知りたいですよね。できるなら、しわしわの状態から回復させて上手に育てたいことでしょう。

そこで今回は、多肉植物がしわしわになる原因や対処方法について詳しく解説します。

大切に育てていた多肉植物がしわしわになって悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

  1. 多肉植物がしわしわになる原因は?
  2. 多肉植物がしわしわになったときの対処法
  3. 多肉植物がしわしわにならない育て方
  4. 多肉植物がしわしわになることに関するよくある質問

1.多肉植物がしわしわになる原因は?

最初に、多肉植物がしわしわになる主な原因について見ていきましょう。

1-1.直射日光に当てすぎた

直射日光に当てすぎると、多肉植物の葉がしわしわになりやすくなります。特に小さな多肉植物は、ダメージが大きいでしょう。状況によっては、1日程度でしわしわになってしまうこともあります。夏など、日差しが強烈な時期は特に注意してください。

1-2.水が足りない

水が足りないことも、多肉植物がしわしわになる原因です。多肉植物は、比較的乾燥に強い種類が多いものの、水やりが少なすぎてもいけません。室内で育成している場合は、空気の乾燥などによって、いつのまにか多肉植物の土が乾いてしまうこともあるので、気をつけましょう。

1-3.植え替えに失敗した

多肉植物を植え替える際、根を傷つけてしまい吸水能力が下がってしわしわになることがあります。根から吸水できないことで、水分不足となってしわしわになるのです。プランターが小さくなり、根がプランターに絡みついている場合などに乱雑に引き抜くとなりやすいでしょう。植え替えは慎重に行い、根を傷つけないように注意してください。

2.多肉植物がしわしわになったときの対処法

多肉植物がしわしわになっても、慌てずに対処しましょう。

2-1.軽いしわしわなら元に戻る

軽いしわしわならば、水を与えることで元に戻ります。表面だけがしわしわになった状態なら、水を与えることで元のハリを取り戻すことができるでしょう。ただし、表面が硬いものはしわの跡が残ることもあります。また、ひどいしわしわになると手遅れとなり、水やりをしても元に戻らず枯れてしまったり腐ってしまったりするので注意してください。

2-2.十分な水を与えて様子を見る

十分な水を与えて様子を見ましょう。葉がしわしわになっているのは、水不足が原因です。多肉植物の根が生きていれば、水分を吸収するので元に戻ることができます。1~2日程度で改善するでしょう。水を与えても改善しないときは、根が傷んでいることがあります。

2-3.自己判断で肥料を与えないこと

多肉植物がしわしわになったからといって、自己判断で肥料を与えてはいけません。肥料を与えると逆効果になり、枯れてしまうことがあります。まずは、水分補給を第一に考えましょう。また、しわしわになっている部分をできるだけさわらないことも大切です。葉が余計にダメージを受け、回復を遅らせたり不可能にさせたりする可能性があります。

3.多肉植物がしわしわにならない育て方

多肉植物がしわしわにならないコツを詳しく解説します。

3-1.土の表面が乾かない程度に水を与える

多肉植物には、土の表面が乾かない程度の水分が適量です。水不足でしわしわにさせないためにも、こまめに土の表面をチェックし、乾いていたら水を与えましょう。ただし、水を与えすぎても根腐れの原因になります。土の湿り具合を見ながら、少しずつ水を足していくといいでしょう。

3-2.直射日光が当たらない場所に置く

多肉植物は、直射日光が当たらない場所に置きましょう。多くの多肉植物は、直射日光が苦手ですぐにダメージを受けてしまいます。ただし、日陰でも生育不良の原因になるので気をつけてください。理想的な環境は、窓際などでレースのカーテン越しに日光がやわらかに当たるところです。

3-3.夏場の高温と冬場の乾燥にも要注意

夏場の高温と冬場の低温も、多肉植物に悪影響を与えます。高温になると葉の表面や土から水分が蒸発しやすく、すぐに乾いて水不足になるのです。さらに、冬場も空気の乾燥により土表面から水分が奪われやすくなります。室内で育てる場合は、室温と湿度を適切に維持することも必要です。

4.多肉植物がしわしわになることに関するよくある質問

最後に、多肉植物がしわしわになることに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.しわしわの多肉植物に水をあげたら根が腐ったのですが?
A.水のあげすぎが原因でしょう。根が水を吸収しきれず、腐ってしまったのです。すぐに腐った部分を除去し、植え替えてください。

Q.しわしわの多肉植物を放置したらどうなる?
A.元に戻らなくなり、最終的には枯れてしまいます。しわしわの状態を確認したら、すぐに対策してください。

Q.しわしわになりやすい多肉植物もある?
A.あります。ハルオシア族など乾燥に弱い種類は特にしわしわになりやすいため、土の表面が湿る程度を目安にし、こまめに水やりをしましょう。

Q.1回しわしわになったものは再発しやすい?
A.状態によっては再発しやすいでしょう。1回しわしわになった部分には、回復してもダメージが残っていることがあります。

Q.最初からしわしわしている多肉植物は買わないほうがいい?
A.買わないほうがいいでしょう。多肉植物のしわしわは、販売店の管理が行き届いていない証拠です。多肉植物の育成を長く楽しみたいのなら、品質を重視して購入するといいでしょう。なお、当コピアポアでも高品質な多肉植物を多数そろえています。ぜひご相談ください。

まとめ

今回は、多肉植物がしわしわになることについて詳しく解説しました。多肉植物は、日光の当てすぎや水やり不足でしわしわになることがあります。まずは、日光がやわらかく当たる場所に移し、水を十分に与えて様子を見ましょう。多くの場合は、1~2日程度で見違えるほど改善します。その後は、水の与えすぎに気をつけながら育てましょう。なお、2~3日してもしわしわが改善しない場合は、根が枯れてしまっていることがあります。ダメになった部分を除去し、植え替えてください。