多肉植物の分類方法を解説! 分けられる基準は何?

多肉植物は、手間がかからない観葉植物として人気があります。「自分も多肉植物を育ててみたい」と考えている人も多いでしょう。その一方で「多肉植物と一口に言ってもたくさんの種類があり、どれを選んでいいか迷っている」という人もいると思います。

そこで今回は、多肉植物の分類について紹介しましょう。

  1. 多肉植物の分類方法
  2. 多肉植物の代表的な科と属
  3. 多肉植物の選び方
  4. 多肉植物の分類に関するよくある質問

この記事を読めば、人気がある多肉植物の特徴なども分かります。多肉植物を育ててみたい人や、多肉植物に関する知識を深めたい人は、ぜひ読んでみてください。

1.多肉植物の分類方法

はじめに、多肉植物の分類方法について紹介します。

1-1.多肉植物は1万5千種以上ある

多肉植物は、水分や養分を葉・茎・根にためることができ、それらが肥大した植物の総称です。原種だけでも1万5千種類以上あり、そのうち2千種がサボテンといわれています。多肉植物は世界中に生息しており、さまざまな属と科に分類されているのです。

1-2.多肉植物は原産地・属・科で分けられる

多肉植物は、アロエ属やエキノス属などの属やキク科・ユリ科などの科で分類されています。なお、サボテンはサボテン科に属しており、ほかの多肉植物とは成長期や原産地が大きく異なるのが特徴です。

1-3.分類を知れば育て方や特徴が分かる

多肉植物は、分類によって育て方や成長の時期、好む環境などが異なります。そのため、分類が分かれば、育て方や特徴が分かるでしょう。多肉植物を販売する店によっては、購入時に何科何属に分類されているか教えてくれます。

2.多肉植物の代表的な科と属

この項では、多肉植物の科と属の一例を紹介します。

2-1.アロエ属

アロエは、とがった葉を持ち大きく成長する多肉植物です。薬効があり、食用にもなります。古くから観葉植物として人気があり、スタンダードなキダチアロエのほか、葉の縁が赤いアロエフラミンゴなどの種類があり、幅広い世代に人気です。大きくて見栄えがする多肉植物が欲しい人におすすめでしょう。

2-2.セダム属

丸く小さい葉がたくさん連なって群生するのが特徴のセダム属は、多肉植物の中でも人気があり、園芸店にもたくさんの種類が販売されています。暑さ・寒さ・乾燥に強いので、初心者にもおすすめです。

2-3.ハオルチア属

葉が半透明で、光が透けて見える種類が有名な多肉植物です。葉が光を通さず鋭く硬い種もあり、寄せ植えで楽しんでもいいでしょう。

2-4.サボテン科

一般的な多肉植物がアフリカ周辺諸国が減産なのに対し、サボテンはアメリカ大陸が原産の多肉植物です。とげは葉が変化したもので、とげのないものもあります。サボテンは一般的な多肉植物よりも乾燥した気候を好むため、水やりの頻度などを同じにすると枯れてしまうこともあるでしょう。

2-5.ベンケイソウ科マンネングサ属

ここに分類されるタイトゴメやキリンソウは、日本原産の多肉植物です。そのため、日本の気候に合っているので、初心者でも比較的育てやすいでしょう。露地植えをしてもよく育ちます。

3.多肉植物の選び方

この項では、多肉植物を育てるうえで、環境に適した選び方を紹介します。

3-1.日当たりで選ぶ

多肉植物の中には、日なたを好むものと半日蔭を好むものがあります。育てる場所があまり日当たりのよくない場所ならば、半日蔭を好むものを選びましょう。

3-2.成長スピードで選ぶ

多肉植物は、成長が早いものと遅いものがあります。成長が早いものは、こまめな植え替えをして鉢を大きくしていく必要があるので、やや手間がかかるでしょう。また、買ったときの形が気に入った場合などは、成長が遅いもののほうがおすすめです。

3-3.購入時期で選ぶ

多肉植物は、春・秋に成長するものと初夏に成長するものがあります。成長時期に購入したほうが、新しい環境にもなじみやすいでしょう。冬は多くの多肉植物が休眠期に入ります。そのため、冬に多肉植物を購入した場合、鉢の土がからからに乾いてから初めて水をあげるようにして、日当たりのよい場所で静かに育てましょう。植え替えは春を待ちます。

3-4.寄せ植えは成長期が同じものを選ぶ

多肉植物を寄せ植えで楽しみたい場合は、成長する時期が同じ種類のものを植えましょう。成長時期がずれると、大きさのバランスが変わって寄せ植えが不格好になることもあります。特に、自分で寄せ植えを作る場合は、事前に多肉植物の種類や特徴、成長する時期などを調べてから購入するのがおすすめです。

4.多肉植物の分類に関するよくある質問

この項では、多肉植物の分類に関する質問を紹介しましょう。

Q.同じ科・同じ属でも多肉植物は種類がたくさんありますか?
A.はい。1つの科・属で千種類を超えるものもあります。

Q.多肉植物の値段は何で決まるのでしょうか?
A.希少価値の高い多肉植物は、比較的高価です。しかし、初心者はお手ごろな値段のものから育ててみましょう。

Q.日本では育てるのが難しい多肉植物はありますか?
A.日本で販売されているものなら、ほとんどが育てられるものばかりです。

Q.多肉植物とサボテンは寄せ植えできませんか?
A.はい。好む環境が異なるので、おすすめはできません。別々に植えてください。

Q.同じ科・同じ分類で寄せ植えをしたほうがうまくいきやすいでしょうか?
A.確かにそうですが、園芸店に売られている同じ科・同じ属の植物は似通った姿のものが多く、面白みに欠けるところがあります。そのため、同じ時期に成長し、好む環境が似ているものを探して寄せ植えにしてみましょう。そうすれば、変化にとんだ鉢植えを作ることができます。

まとめ

今回は、多肉植物の分類について解説しました。多肉植物は、園芸店だけでなく雑貨屋などでも販売されています。しかし、長持ちさせたい場合は、園芸店で鉢に植えられているものを選びましょう。その方が長持ちしやすいものです。また、どんな種類か分からないならば、園芸店で説明を受けるか、ネットで特徴を調べてみましょう。成長時期や育て方が分かり、より多肉植物が育てやすくなるはずです。


他では買えない一点もののサボテンを販売